★★★☆[70点]
タイトル通りヒトラーの最後の12日間を秘書という目を通して克明に描いた作品。非常に生々しく敗北にいたるヒトラーとその将校たちの最後を描いており重いです。しかも、ドイツ政府が力を入れて作ったからか、戦闘シーンがハリウッド並みに迫力満点なのに妙にリアルです。どうしようもなく閉じ込められた感じが嫌な思いにさせられました。
主人公たちはナチスとして、ユダヤ人を何百万人も殺害し、味方でさえ平気で粛清する組織であったわけです。しかし、あまりにも内側から描かれると親近感を持ちそうになるのが恐ろしい。この秘書のように若くて何も知らなかったら、自分は信念を貫けたか。「知ること」と「考え抜くこと」の重要性を考えさせれました。良作です。
on 映画 投稿者 shintaro : August 2, 2005 03:07 AM