・佐々木かをり対談 第44回 アラン・ケイさん(ewoman)
(アラン・ケイ)例えばカエルを例にとってお話しすると、カエルは自分の食べ物を認識できません。ハエをクロロホルムで麻痺させ、動かないようにすると、カエルはハエに気がつくことができないんです。食物が目の前にあっても、飢死することになります。ところが、ここにあるように長方形に切った段ボールを投げると、カエルは動くものは食物だと思うため、捕まえて食べてしまい、やはり死んでしまいます。(中略)人は、自分たちはカエルではないと思いたがります。でも、実はカエルなのですよ。なぜなら、私たちの神経システムもまた、この興味深い世界の物事をほとんど何でもねじ曲げて、自分たちの目から見た世界で、勝手な物語を作ってしまうようにできているからです。そして、その物語を現実と呼んでいるのです。
アラン・ケイという人は1970年代に現在のノートPCに近い「ダイナブック」という概念(実際は今のノートPCよりもすごいものを提案している)を発表し、後世になればなるほど評価されている人で、僕も非常に尊敬しています。
この対談はちょっと脈絡がないのですが、アラン・ケイの言葉には深い含蓄が含まれていて、非常におもしろいです。基本的には自分の感覚がすべてであるのに、外部に科学という事実があり、さらにそこから他人に繋がっています。自分という枠から見れば捉え方の違いだけのはずなのに、事実を無視することはできないわけで、事実を乗り越えてよりよい感覚を身に着けていくのが人生なんでしょうね。
世界の状況を眺めてみて、解決すべき問題を見れば、子どもの教育が一番重要だとわかりますよね。そう考えてワクワクする人々は、モチベーションがいっぱいになります。ワクワクしない人々は、難しい問題も多いので興味を持たなくなるでしょう。ワクワクする高揚と必要性が困難を克服するわけです。
僕も時が来たら教育に進みたいと思います。今はまだ早すぎます。
on お知らせ&気づき 投稿者 shintaro : January 31, 2005 07:31 PM