村上春樹の新作。細かく書くとつまらないので、簡潔に。ストーリーは、あちら側とこちら側、喪失と回復と言ったような村上作品お得意のテーマとなっていて、なかなかおもしろいです。しかし、本作でみるべきは、映画のような描写だと思います。今までの村上作品と違い「私たち」という視点で繰り広げられる物語は、斬新で今まで読んだことない映像を目の前に映し出します。これはある意味でエポック・メイキングです。
P.S.しかし、やはり村上春樹なら『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が最高傑作だと思う。またこういう作品書いてくれないかなー。これ読んだことない方がいたら強力にオススメします。とか書いてたら、また読みたくなってきた。
on 本・芸術 投稿者 shintaro : October 21, 2004 12:49 AM