MicrosoftやYahooは、「ネットワーク外部性」などの外部性が極めて強く働くビジネスモデルで、経済学的に言えばいわゆる「市場の失敗」が発生している企業ともいえます。そもそも、そういう「市場メカニズムで必ずしもgovernされない」相手に対して、こちらは市場の標準的な慣習に沿って戦う義理はあるのでしょうか?
「GoogleのIPO申請、そのやり方に異議あり(CNET)」に対する反論ですが、僕もそう思います。そもそもシリコンバレーの強さは、こういった新しいやり方の世の中に対する問いかけでもあると思うので、「うちはこんなやり方でやってみたいが、いかがか?」というIPOに乗れない人は乗らなければよいだけかと思います。
まぁ失敗してもGoogleがなくなることはないし、仮になくなってもYST(Yahoo! Search Technology)とかマイクロソフトが開発中の検索エンジンとか他にも代替なものはありますしね。かなり厳しい戦いが予想される中で、27億ドル調達でどのくらい健闘するか楽しみです。
この記事、大変勉強になりました。IPO申請書類から、こんなにもたくさんのことが分かるのですね。さすが、磯崎さんです。会社作るなら、以下のも必見です。
・自己資金なしで(1円会社でない)会社を作る方法(種類株式の利用)
・個人事業を現物出資して会社設立する方法
P.S.磯崎さんは、富士山マガジンサービス社外監査役なので、昔ハワイでご一緒してからの関係です。お子さんも賢かったのが印象的です(笑)。
on インターネット・サービス 投稿者 shintaro : May 6, 2004 08:30 AM