クライム・サスペンスなのに笑える ★★★★[80点]
トム・ハンクス率いるドタバタ窃盗団が一人の老女に振り回されるという極めてシンプルなストーリーです。1955年の作品(『マダムと泥棒』)のリメイクだそうで、ストーリーはオーソドックスでよく練られていて、かつ細かいところでコーエン兄弟独特の小細工が効いてて笑えます。
このクライム・サスペンスなのに笑えるというのがたまりません。こういう作品を撮らせたらコーエン兄弟はとても上手い。前作『ディボース・ショウ』よりもコーエン兄弟っぽい作品と言えると思います。
トム・ハンクスはやっぱりいいですね。教養が高くて頭の回転は速いが、常識に欠けて寂しいという難しい役柄を見事にこなしています。彼が語る詩は一見の価値ありです(一方でシチュエーション的に笑えるのですが)。
『ディボース・ショウ』が楽しめれば、この作品も楽しめると思います。一方で、コーエン兄弟はやっぱり『ミラーズ・クロッシング』が一番傑作だなぁと思う次第です。
@ブエナビスタ試写室
P.S.20分前で危うく座れないところでした。。いやはやコーエン兄弟はいつもマスコミに人気ですね。
on 映画 投稿者 shintaro : April 27, 2004 05:12 PM