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March 29, 2004

イノベーションへの解

イノベーションへの解イノベーションへの解
クレイトン・クリステンセン著・マイケル・レイナー著・玉田俊平太監修・桜井祐子訳

文句なしに名著。企業がやるべきことをやれば、自らを破滅へ導くことになることを解説した「イノベーションのジレンマ」(実は未読)から一歩進めて、ではどうすればよいのか?を書いた本です。

僕が今まで関わってきたベンチャー企業に照らし合わせて読めたので、大変おもしろかったです。この本はどちらかというと、いわゆる大企業がベンチャー企業の破壊的イノベーションをいかにして防ぐか(というより、いかにして自ら破壊的イノベーションを起こしていくか)に重点が置かれていますが、逆に僕の関わった成功した・しつつあるベンチャー企業は例外なく「イノベーションへの解」の条件にあっていました。

おもしろかったのは、一流のMBAプログラムが企業内研修や週末MBAプログラムなどのイノベーションに破壊されつつある、というクリステンセン(著者でハーバード・ビジネス・スクールの教授)の論文について、当のハーバードの学生102名のうち3名しか脅威に感じなかったというお話です。まさにイノベーションのジレンマ。これからMBAを取りたいと思っている人は要注意です。

僕としては、何かをするならそれによって「価値」を生み出したいと思っていますが、結局、「価値」とは既存の「何か」に対するイノベーションのことなのですね。つまり、何をやるにしても、イノベーションを意識せざるを得ないわけで、その際にこの本は大変な助けとなりそうです。

P.S.具体的に概要を知りたい場合は、SW's memoさんのクリステンセン読書中:兼 簡易リンク集が役立つかもしれません。

on 本・芸術 投稿者 shintaro : March 29, 2004 05:27 AM
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クレイトン・クリステンセン/マイケル・レイナー「イノベーションへの解」(玉田俊平太:監修/櫻井祐子:訳)¥2000 from こんなものを買った。−ムダ遣い日記−
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