©Unoh Co., Ltd. - DVD生活 - 映画生活 - 映画試写会クリップス - 大滝功

2004年10月06日

『オーバー・ザ・レインボー』にノスタルジー

小粋なTCC試写室で、韓国映画『オーバー・ザ・レインボー』を観る。試写が4回しかないので、満席状態だった。『ラストプレゼント』のイ・ジョンジェ主演のファンタジックなラブストーリーで、回想シーンの多用がもったいぶってて個人的に好印象。ゆっくりとしたテンポの中で語られる愛の物語は、この季節にピッタリ。引続き、日野日出志のザ・ホラー怪奇劇場〜第二夜〜から『爛れた家』を鑑賞。63分だからって軽く流そうと思っていたけど、これは意外に良かったかも。あまり好きなジャンルじゃないけど、カフカの『変身』を思わせるところもあったり。ただこれ、終盤近辺が。。他の2作品も観てみたい。その後、某氏と情報交換しながら遅い昼食。なんと今年イチバン驚いた衝撃ニュースを仕入れてしまった! ううむ、そんな気がしてたと言えば、してた。書きてー! でもヤメター!(山下閣下)。氏と歩きながら、新橋から京橋まで徒歩で移動。止めときゃよかった。。遠い。疲れた。3本目は、16世紀が舞台の戦争歴史ドラマ『ジョバンニ』。一言で乱暴にいうと、反戦映画。大量殺戮兵器による人間性なき虐殺の惨さを、1人の男、ジョバンニの生き様を通じて訴えかけるメッセージが痛くて、心に響く感動作。本当は4本目を予定していたけど、行くと終電がなくなりそうだったので本日はこれまで。

2004年10月01日

がなり社長も吹っ飛ぶ『あゝ! 一軒家プロレス』

『あゝ! 一軒家プロレス』今日は午後イチから『クリスマス・クリスマス』の試写。WAHAHA本舗をはじめ、大倉孝二、近藤芳正、古田新太、生瀬勝久など個人的に大好きな舞台出身の役者が一挙に出演している豪華な映画だ。かなり舞台チックな演出であることも確か。エンディングに氣志団の“一瞬の夏”、挿入歌にクレージーケンバンドの“クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって”が使われている。まさにオータキが観るための映画って感じ。昼食を挟んで、そのまま同地でドキュメンタリー『オランダの光』を鑑賞。オランダの絵画の巨匠に影響を与えたとされる独特の自然の光を追求するという“光”を取材する映画だ。これは公開劇場でもある東京都写真美術館ホールで観ると、さらに味わい深いでしょうなぁ。さて、3本目は徒歩で移動を企むも、京橋から聖路加までの道中、思い切り迷子に。開始時刻に遅れそうだったので、タクシーを使ってしまった。あーあ。で、そこで観たのが、『あゝ! 一軒家プロレス』。あの高橋がなり社長が作った映画。この予告編サイコー。本編もなんとも言えないユルさの中に、激しいアクションが点在。ニコラス・ペタスがいいですよ、とても。正面切って作ったおバカ映画なんだけど、これ意外に面白かった。もっとお寒い内容かと思ってたんだけどなぁ。橋本真也が、だんだん演技が上手くなってきたのが凄く気になったぞ。

2004年09月29日

オープニングに痺れる『2046』

『2046』ついに観てしまった『2046』を。製作途中から、何かと話題を集めていたウォン・カーウァイ監督の最新作ですね。まぁこういった話題作は、予備知識を入れずに、そのまま映画館へ直行してもらいたいところ。映像(と、ナレーション)で多くを語ろうとする映画でもあるので、活字で説明するより、いきなり観た方がいいような感じ。座席は、中央で観た方がいいかもね。さて、その後に控えていた「映画ライターの会」に参加するべく、イソイソと東京国際フォーラムを後に。まぁ普通の飲み会なんですけど。でも、面白かった! “イタダケナイ映画発表会”は、イイネ! つい熱が入ってしまうもの。昨日のバリウムがまだ残っている感じがしたので、ガブガブ飲んでしまった。結果的には、それで良かったと思う。

2004年09月28日

スチュアート・タウンゼントの素朴さがイイ『トリコロールに燃えて』

『トリコロールに燃えて』昨日の体調不良に続き、ちょうどタイミング良く今日は健康診断。去年と同じ場所。同じ看護婦。同じ医者。違うのは、今回バリウムを飲んだこと。これはキッツイねぇ。。ゲップしちゃダメッ! って早く言ってくれよ。。空腹なのにもの凄く膨れた腹をさすりながら、GAGAで『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』を観る。が、、、バリウムを飲んだ後に服用した下剤がすぐさま効いてきた。。あー、もう全然集中できない。。良かった95分で。96分かな。ええと、オマー・シャリフの愛あふれる眼差しがステキです。初めて登場する時の目の演技が素晴らしい。終映後、近くで立ちMTG。再びGAGAに戻って『トリコロールに燃えて』を観る。『モンスター』のシャーリーズ・セロン、『赤いアモーレ』の公開を控えるペネロペ・クルスの共演が話題な1本。これと似たような映画を観たことあるけど、思い出せない。『戦場のピアニスト』のドイツ人将校を演じたトーマス・クレッチマンには、参りました。ちょっと腹痛のせいもあるけど、もう1回集中して観たいな。。終りに新作の試写状を頂く。もうメタメタな1日を過ごした後、最後に近くでY氏とMTG。バスペールエールなんて久々! バリウムを洗い流す名目で飲む。もうお腹は、破裂寸前。

2004年09月24日

研ナオコ in 『キャットウーマン』

『キャットウーマン』全国の殿方映画ファンがお待ちかね(?)のハル・ベリー主演最新作『キャットウーマン』を観た。色々な評判を耳にしてたので、どんな映画だろう?と思って凄く楽しみにしていたが、これ結構面白いぞ。カメラが縦横無尽に動き回って、画面作りも凄い凝ってるし。ハル・ベリーがバスケをするシーンとか、PVみたいなんだけどそれもカッコいし。映像がとにかくステキ。ちょっとビックリしたのは、シャロン・ストーンの自虐的なキャラ。自分のキャリアを重ね合わせたような役を演じるのって度胸あるなぁ。そうそう、ハル・ベリーとベンジャミン・ブラットがデートしてた遊園地は、浅草の花やしきみたいでした。このシーンも良く出来てたなぁ。

すっかり脱力した後は、六本木に移動して『約三十の嘘』を観る。詐欺師の物語で、疾走するシベリア超、もといトワイライトエキスプレスの中で繰り広げられる騙し騙されの、頭使う映画、、、かと思いきや、ちょいと違ったかな。

『キャットウーマン』
(C) 2004 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
(C) 2004 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.

2004年08月25日

レイレが美しすぎる『靴に恋して』

『靴に恋して』なんとか試写が観られるまでに回復。メール、レス、放ったらかしでゴメンナサイ。久々に観る試写は『青い車』から。おー、懐かしの吉祥寺の街並みが! 住んだことないけど。あのレコード屋さんには大学生の時によく行ったなぁ。忘れもしない、尾崎紀世彦のソノシートを購入した店だ。終了後、ダッシュで表参道へ。Nさんと待ち合わせて取材に向かう。誌面の都合上、誰って言えないけど、話題のヒトですよ。取材後、Nさんと談笑。その後、ボン様に会うべく、そのまま表参道に居座ったが、30分で移動。スペイン映画『靴に恋して』を観る。まぁ予想はしてたけど、メチャ混み。ダークな『ラブ・アクチュアリー』のような物語で、女性ならもっと楽しめると思う。21:00を回りそうなところで、赤坂へMTGに向かう。駅からタクシーに乗ったのだけど、ドライバーのおじさんが耳が遠かったのか、“領収書ください。”って言ったら、“もう25年になりましてねぇ。”とか返ってきて、笑いをこらえるのに必死。一体、どう聞こえたのだろうか。。MTGが終ったのは、23:00。Y氏に電話して、プチ会議。長い1日でしたわ。

2004年08月04日

思わず観入った『草の乱』(『華氏911』まであと8日!)

『草の乱』今日は試写の日だ。先ずは気鋭のCMディレクターとプランナーが共同で作った『SURVIVE STYLE5+』。続いて内藤剛志、奥田瑛二、桃井かおりが共演した『リバイバル・ブルース』とドキュメンタリー『アトミック・カフェ』。最後はついに完成した『隠し剣 鬼の爪』の完成披露試写会に行きたかったのだが、予約制だったことを忘れていたので、いきなり行ってもダメとのこと。なんだか悔しいので同じ時代劇『草の乱』を観た。元々原稿の依頼もあった作品だったので観ないといけなかったのだが、最近重そうな映画は避けていた事情もあって、半ば義務的。。ところがこれ面白い! いわゆる秩父事件の映画化で、瞬発力を大事にした演出の効果であっという間に2時間を駆け抜ける。いやぁ熱いぜ、緒形直人! かなり満足して本日最後の打ち合わせへ。『草の乱』の魅力をY氏に力説した。しかし、今年も後半戦が中盤に差し掛かり、何かと忙しくなりそうな今日この頃デス。

2004年08月03日

『愛の落日』のブレンダン・フレイザーは太りすぎ!(『華氏911』まであと9日!)

『愛の落日』(C)2002 IMF-INTERNATIONALE MEDIEN UND FILM GMBH & CO.2 PRODUKTIONS KG All rights reserved.昨日はかなり面白そうな試写が回りまくってたが、行けず。行った人の話では相当満足したみたいで、何だか聞いててイライラしてくるほどだった。仕方ない、行けない方が悪いのだ。それは後で見るとして、今日は『愛の落日』から。男2女1のトライアングル・メロドラマの前半、このまま終ったらどうしようかと不安になったが、後半は軍事サスペンス調のドラマへ。意外な展開にあっけにとられた。カメラが湿気ムンムンのベトナムの空気をよく捉えているなぁと思ったら、プレス読んでクリストファー・ドイルと納得。休憩を挟んだ後、銀座ガスホールで『ツイステッド』の完成披露試写。何だかココ久しぶり。Aさんと2週間ぶりにお会いする。木曜日また会う約束をして、その後gakusさんとも話し込む。試写状もよく読まずに行ったので、アシュレイ・ジャドをしばらくシャーリーズ・セロンだと思って観ていた。PG-12なんだけど、理由が分からん。大ドンデン返しを唄うなら、やっぱ『シベ超』ぐらいのインパクトがないと、僕は驚かないなぁ。鑑賞後は、gakusさんと軽く食事。私生活やら仕事の話を楽しくさせて頂いた後、来週の『華氏911』の話題で盛り上がる。というか、僕が1人で盛り上がってるのね、今。もう早く観たい! 『華氏911』を早く観ないと、他の映画に興味が行かなくて困る。

2004年07月30日

『ゴッドファーザーPART2』を堪能

『ゴッドファーザーPART2』原稿の直しも特になく、ようやくまともとに外出。先ずは『17歳の処方箋』。スーザン・サランドン、ジェフ・ゴールドブラムのような濃ゆい俳優が楽しめる青春映画。使われている音楽がとってもセンスいい。キーラン・カルキンがにソックリで、知り合いが出ているみたいで妙な感じ。久しぶりに試写に出かけると、知り合いに会えて楽しい。2本目の移動中に腹を壊して、サンクスに駆け込む。おかげで遅刻しそうになったが『ニワトリはハダシだ』に間に合う。タブー満載の問題作で、笑えない題材をコミカルに描いていて異色。結構、混雑してた。注目が集まってるのか。3本目は新橋で完成披露があったけどパス。そのまま東劇で『ゴッドファーザーPART2』をフツーに観る。最終日で結構な人が入っていた。やはり最高だ、この映画は。スクリーンで観ると、様々なカットに演出の工夫を再確認できる。僕はロバート・デ・ニーロが大好きなので、出演作はなるべくスクリーンで観ておきたかった。もの凄い存在感ですなぁ。当時は衝撃的だったに違いない。お客さんもファンの方たちばかりだから、皆食い入るように楽しんで観てたと思う。今日で最終日でした。

2004年07月29日

『シベリア超特急5』でお腹いっぱい!

数日間試写にも行かずに、ひたすら家で仕事してたオータキです。

今日も昼過ぎまでPCに向かった後、午後はヘラルドへ。ついに観ましたぜ! 『シベリア超特急5』初号試写。これは、マスコミ試写とはちょっと違って、出演者の方とか製作側の関係者の方とかと一緒に観る試写。僕はチョイ役で出ているので、お邪魔できたのです。もうとんでもないことになってますね(笑)。今回はアクションがメインですが、『1』を豪華にした感じ。あっ、自分が写ってるとか、キィチダン君がこんなとこにいるとか、興奮しながら観ているうちに終ってしまいました。音楽もスケール感があってカッコいいし、疾走するシベリア超特急の全景がふんだんに出てくるしで、見所満載! 久々に観た試写が『シベ超』だったのが原因なのか、鑑賞後は頭痛に襲われた。私の人生を変えた映画のシリーズ最新作は、ファンの期待を裏切らない出来栄えになっておりマスよ。何となく、シベ超が“桃鉄”っぽく見えたのは、プロデューサーのぼんちゃんの趣味を反映しているからなのか!? 毎回思うのは、予測不可能な展開で攻めてくる演出がゴイスーだということだ。『3』で“普通”になって行くのかなと思いきや、『5』では、再びマイク・ワールドが全開! 夜の試写に行く予定だったけど、もう『シベ超5』でお腹いっぱいになったので、帰宅して仕事の続き。ううむ、シリーズ最高傑作ではないだろうか。この先ご覧になっていただいて、僕がどこに出ているか分かったらコメントください(笑)

2004年07月15日

『サンダーバード』に鳥肌が立つ!

『サンダーバード』明日の準備のため前倒しで仕事を鬼のようにやっつける。試写も観なければならず、結構慌てたが昨日と同じくアスミック・エース試写室での『恋の門』に間に合った。30分前だというのにほぼ満席状態。これ面白い! 原作がマンガの映画化の場合、大抵面白くないパターンが多いような気がするけど、松尾スズキのセンスって凄いな。それにしても酒井若菜は、顔が円だ。○。どんどん丸くなる。続いて徒歩でGAGAへ移動。マイケル・ウィンターボトム監督の『CODE46』。これもメチャ混み。僕は結構、ウィンターボトム監督の作品は好きな方で、しかも今回はSF。主演はサマンサ・モートンとティム・ロビンス。ティム・ロビンスは以前勤めていた会社の社長にソックリで、しかもどんどん似てきやがるな。そればっかり気になったが、映画は満足。最後は日劇で『サンダーバード』。テーマソングに鳥肌が立った。詳しいことは観てのお楽しみ。これも面白い! V6が吹き替えを担当するというセンスも、何だか良く分かるような気がします。3本アタリって、ゴイスー! そんなこんなで明日から3日間は秋田遠征。16日はFM秋田で16:00から生出演です。ではまた!

2004年07月14日

続けられないシト

『16歳の合衆国』日記をつけ続けるのはどうやら僕には苦手な作業で、そもそも毎日コツコツ継続的に何かをするのは向いてないのかもね。と、そんなイイワケをしつつ、今日は朝からひたすら原稿書き。本当は今日は試写ハシゴ・デーにしようと思ってたのだが、案の定2本見送った。こうしてまた見落としが増えていくのであった。1本目はアスミック・エース試写室で『16歳の合衆国』。ここの試写室は新しくて、駅近でかなり便利、大好き。この監督はよく知らないが、こういう作風は好きですねぇ。ケヴィン・スペイシーが惚れ込んだ映画って気がします。2本目は『トッポ・ジージョのボタン戦争』を京橋で観る。鑑賞前にうどんを軽く食べたつもりが、これが後から腹が膨れて来て、かなりウトウト。。かなり古い映画だが、今みても新鮮なのには驚いた。時代を感じさせたのはナレーションを務めた小林桂樹さんのイントネーションのみ。これは仕方ないので、度外視。市川崑監督が名匠と言われるゆえんですなぁ。帰りに歩いて八重洲まで散歩。汗だくになってしまった。それにしても熱い。最悪、日本の夏。そうそう、最近の映画館って暑くないか? 環境保全のため室温を保っているとか何とか言って。電気代ケチッっているだけのような気がするのだがどうなんだろう。とにかく銀行並みに涼しくして欲しい。切望。

2004年07月02日

津田寛治、サイコー!

『トゥー・ブラザーズ』金曜の午前中は締切が結構あったりするので、午後イチの試写はパス。郵便局に行ったりした後、ヘラルドで『トゥー・ブラザーズ』を鑑賞。こう暑いと冷房がガンガン効いているヘラルドに自然と足が向いてしまうのであった。ジャン=ジャック・アノー監督の昔の映画は記憶の彼方で、おさらいしているヒマもなかったのだが、これ結構面白い。僕は、動物を扱った映画であまり感動しないタイプなのだが、そのアタリを十分に割り切って撮っているため、かえって自然に見えた。もう1回観たいな。次の試写まで時間があったが、構わず移動。一番に並んでいたのは、ライターのWさん。新橋はスペースFS汐留で観たのは、『ロード88[出会い路、四国へ]』という日本映画。最初、主演は奥山佳恵だとずっと思っていたが全然違った。。津田寛治が“シクヨロ〜”とか言って、ギョーカイ言葉を連発する役なのだが、僕の知り合いではコバちゃんだけがこういう話し方だ。あとキィチダン君ね。ニコラス・ペタスが『シベリア・トーチョッキュウ』に先駆けてバイクで登場するのも可笑しかったなぁ。その後、新橋を通り越して内幸町まで移動。フォルクスでMTGして1日終了。

2004年07月01日

血湧き肉踊るカルト・ムービー2本立て

『マーダー・ライド・ショー』やたらに出演者が豪華な『IZO』を観た。もう冒頭の処刑のシーンからグエッ! って感じ。その先もあれよあれよと人が切り刻まれて死んでいく。しかも有名俳優ばっかり。なんという映画だ。途中でかなり気分が悪くなったが、その非道の行いの中に意味を見出せるようになる。不思議ですねぇ、映画って。グッタリしつつ、早足で移動。お次は、ロブ・ゾンビ監督(なんちゅー名前だ!)の『マーダー・ライド・ショー』を観た。これもだ、あちゃ! 血祭り死の祭典。いや参った。『ビートルジュース』みたいなイメージを持ってたのだけど、ゾンビ氏の映画だからなぁ、それはあり得ない。両作品ともゲップが出るほど血が出るが、どこか汚らしくないというか、楽しんで映画撮ってる空気があったと思う。200人斬りやら、1000の死体やらで今日だけで一生分の血を観たな。鑑賞中は、ちょっと気持ち悪くなったけど、終ったら逆にすこぶる元気に。腹も減ったので、ペッパーランチ東銀座店で焼肉を喰らう。血が恋しくなったのか、生肉の焼けるまでの過程が見たかったのか、今日の映画にふさわしい食べ物。食後、店を出るや、アルバトロスからケータイに電話。か、完璧だ! きょうのできごと。

2004年06月21日

モンスター♪ この私がペンギンなのよ〜♪(タモリ)

『モンスター』実に10日ぶりの試写。まったく気が狂いそうになるぜ。まっ、自分が悪いのですが。。午前中に溜まったメールの返信やら、原稿やらを片付けて、先ずはヘラルドでベルナルド・ベルトルッチ監督の、『ドリーマーズ』を観る。面白い! 10日ぶりに観る映画は何でも面白い! 陰影を強調した映像に見とれました。う、美しい。その後、スペースFS汐留にてシャーリーズ・セロン主演の、『モンスター』。こ、これは悲しい話ですねぇ。。人間の業を一身に背負ってしまった売春婦の壮絶な人生。アカデミー主演女優賞を取ったシャーリーズ・セロンは、芝居がかった芝居でこれが最近では珍しいデ・ニーロ的な役の掘り下げ型。いやぁ斬新ですね、今時。トイレで体拭いているシーンは、ショック。こうも変わるモノかと。。人生いろいろなんて、軽く片付けてはいられない。かなりブルーになる映画でしたが、面白さ抜群。超オススメです。

そうそう、ここで使われている画像ですけど、その日観た映画の中でベストの作品を載せることにしてます。1本しか観てない場合は、無条件に載る。面白かろうがなかろうが載る。

2004年05月21日

1年ぶりのTCC試写室

『ホワイト・バレンタイン』これだけ数多くの試写を、数々の試写室で観ているオータキですが、TCC試写室に行くのは、『トランサー 霊幻警察』以来、1年ぶりだ。

ここの試写室は、非常に雰囲気のある作りで、映画愛を感じる趣がたまらない魅力です。ただ、今日はかなり暑かったので、ムートン生地の座布団みたいなものには参りましたが。。

そんな愛すべきTCC試写室で観たのは、『新・O嬢の物語』という、ご存知文芸ポルノの古典のリメイク。これって確か、元々は愛の世界に堕ちて行く女、っていう話のはずだが、今回のオー嬢さんは、自ら自分の意思でガツガツそっちの世界に歩いて行くって、まったく正反対の女性でしたよ。乱暴に表現すると。

ライターWさんと、歩いて京橋まで移動。WさんとはO嬢も観てました。そんなO嬢話に、大いに華を咲かせながら、続いて『ホワイト・バレンタイン』を一緒に観る。これはなんとチョン・ジヒョンの映画初主演作。『猟奇的な彼女』の彼女です。もう、初々しいですね。チョン・ジヒョン。公開を控える最新作『4人の食卓』のパク・シニャンと、すでにこの時共演していたんですね。クリビツテンギョー!

再び歩いて新橋で新規プロジェクト関連の飲み会。とは言っても、相当なバカ話で大盛り上り。楽しかった。ちょっとここで話せない内容なのが残念だ。。そういや昨日も相当な業界ウラ話を聞いてしまったのだが、話せないなぁ。。ネタとしては最高なんだけどね(笑)

2004年05月07日

英国式橋田ドラマ?

朝、やたらに早起きして、原稿を仕上げた。こういうことするから試写中に眠くなるのだが。

一発目『ラブドガン』を観る。あー、やってて良かった。内容的には、個人的にあまり好きなタイプではないが、奇妙な脚本を練った映像で表現してましたね。クライマックス近辺で爆睡してしまい、どうなったのか覚えてない、というか知らないのだが、もう本当、悪いのは私です。。

ちょいと歩いて移動。『家族のかたち』にお邪魔。ロバート・カーライル主演のホーム・ドラマみたいなイギリス映画で、これは面白いねぇ! まー、タイトル通りの映画でね、結局は家族愛ってのはなんだ? っていうテーマを考えさせられるワケですよ。その完全に予定調和と言いますか、意外性はないのですが、改めて、真摯に見つめ直すと、こんなに面白いモノかと思いましたね。

でそのまま『CAMP』に参加。これも面白いねぇ! アメリカのサマー・キャンプに参加した、個性が強い面々の、それぞれの青春を描いた映画なんですけど、いやぁ面白かった。とにかく、笑わせ方が上手な監督で、試写室もツボに入った人は爆笑してましたね。実際、トンデモない事件が起こるわけでもないのに、若者たちの共同生活を盛り上げて魅せるなんて、普通のセンスでは出来ませんね。どういう風に盛り上がって行くのかは、見てのお楽しみということで。

あー、早く『トロイ』観てー。ちょっと最近“壮大なスケールの映画”に飢えてます。

2004年05月06日

GW明けの韓国映画は効く!

5月はやたらに試写が回るのだが、これを一体どうしろと言うのだ? ってぐらい回る。回りすぎて、当然全部観きれない。そう思うと、観る気が失せてくる、という悪循環。良くない。

ちょっと渇を入れるべく、今日は久々の3本立て。先ず韓国映画『浮気な家族』を観る。『オアシス』で観客の度肝を抜いた演技派女優ムン・ソリが、倦怠期の人妻に扮して隣家の高校生を誘惑するという試写状からしてエロムード炸裂の衝撃作だ。普通のドラマ展開だなぁと思って観てましたが、違いますね。やはり韓国映画、足元のすくい方が尋常じゃありません。あーもう、ビックリして耳が大きくなっちゃった! っていうぐらい、脳に衝撃が走りました。

移動が面倒だったため、スタローン最新作『ザ・ボディガード』へとなしくずし。これ、ラブストーリーだったんですね。僕はB級アクションを期待してたのだけど。前日の睡眠不足がたたり、途中の記憶があまりないのだが、それもこれもスタローンの眠そうな目がいけないんだ。

某大手新聞社のSさんと、フリーで活動されているIさんと久々に会う。何も『ザ・ボディガード』の試写で会うことになるとは思ってもなかったが、皆さん元気そうで何より。

最後は新宿で『ジャンプ』の一般試写。主演の原田泰造と竹下昌男監督の舞台挨拶付き。読書嫌いの僕は、原作を読むなんてことは、まずないのだが、凄い人気がある原作ですね。しかしまぁ、牧瀬里穂さんは素晴らしい女優さんになられましたねぇ。『幕末純情伝』の頃は、一体どこに行くんだろう? と勝手に思ってましたけども。『ターン』『花』でも光ってましたが、今の邦画界には欠かせない存在なのは間違いないです。

しっかし、どうすっかなー、今後の試写の嵐。仕事も色々忙しくなってくるし。実に悩ましい。

2004年04月12日

黒木監督を拝んでしまった私

連邦捜査官ジャック・バウアー並の長い1日だった。疲れたけど、スケジュール通りに行くと充実感も大きい。

午前中に打ち合わせを2本こなして、苦手なホラー『ドーン・オブ・ザ・デッド』を観る。名作『ゾンビ』のリメイクですけども、いやぁ大笑いしましたよ。実に面白かったなぁ。開始5分でキターッ! と思いました。今度のゾンビは、早いのなんの全速力ですわ。何だか笑っていたのは、僕だけだったんですけど、なぜだろう?

すっかり気分をよくして、2本目『トントンギコギコ図工の時間』というドキュメンタリーを制覇。小学校の図工の時間を写していく映像に、すっかり気分が良くなって、ちょいとウトウト。。しかし、今の小学生は、理性が発達してますねぇ。僕らの頃なんか、将来とか計画性とか、そういった考え方は出来なかったけど。関心だ。

で、最後『父と暮らせば』。黒木和雄監督の最新作。これ最高! 昨年の『美しい夏キリシマ』とはまた違った味わいで、戦争の悲惨さ、哀しみを優しい語り口で伝えてくれます。僕は、先日の日本映画批評家大賞でプレゼンターをした時に、初めて黒木監督を目の当たりにしたので、緊張のあまり拝んでしまったことを思い出した。

全部当った試写行脚。20:00から再び打ち合わせに行き、1日が終了。明日はいよいよ、アノ、チョータイサク!

2004年03月30日

今週イチバンの話題作か!?

14:00まで集中した日。最近、集中力がついて結構なことだが、おかげで予定がメチャクチャになることがる。

午後イチの試写をまんまと見逃して、午後ニの試写『ペッピーノの百歩』から。なんと最終日! あぶねー。偶然にしちゃ出来すぎ。映画はイタリアのシチリアが舞台。マフィアの一家に生まれた青年がマフィアに反発して、やがて死んでしまう話。実話です。久しぶりのイタリア映画は新鮮ですね。この先ハマリそうな予感がする。

お次は、アノ話題作を鑑賞。ちょっと詳細は伏せておきましょう。うーむ。確かに凄い。下馬評どおり。ひたすら映画化した内容。2時間以上ありますが、中だるみをまったくさせない演出が素晴らしい。もう、これ読んでる方は全然分からないと思いますが。。マスコミでも話題で、満席で見られない方が毎度出るとか出ないとか。

帰宅して『24-TWENTY FOUR-』の続きを観る。22:00まで観たぞ。どうでもいいけどこのドラマ、人死に過ぎ。。

2004年03月29日

『大滝功のSOSフォーチュン・クッキー』

入れ替わり直後の様子昼から何やら怪しげな映画の試写を観るつもりだったが、デスクワークに集中してしまったので、見送った。。

そんな感じで夕方まで。夜からブエナビスタで『フォーチュン・クッキー』を観る。今日は1本のみ。でも、これは大当たり! 仕事に忙しい精神科医の母親とバンド活動に夢中の娘が、“おみくじクッキー”を食べたことで体が入れ替わってしまうありがちな設定。ケンカばかりしていた2人は、“お互いの立場に直接なる”ことにより、やがて理解を示すようになる。コメディなんですが、ラストの方で泣いてしまいました。ジィエミー・リー・カーティスが本当にいいんですね。マーク・ハーモンがおじいさんになっていたのにはビビリましたが。。

このクッキーを模して作ったモノを試写場で配ってました。僕は末吉「あなたに立ちはだかる壁が出現。友達にSOSしよう。」と書いてある。壁ってなんだ?気になるなぁ。SOSはとりあえず、向井千秋さんにしてみようかな。友達じゃないけど。分かるかな〜、分かんねぇだろうなぁ。

帰宅後、『24-TWENTY FOUR-』の続きを観る。うーむ、疲れる。。気の休まるヒマのないドラマだ。あと少し。

2004年03月18日

あなたの健康を損なうおそれがありますので重い映画は1日2本までにしましょう。

何見てんのよ!ずいぶんと日記をサボッた。ここのところ忙しかったので仕方がない。ウカウカしてると3月ももう終わる。。

さて今日は朝からUIPで『グッド・ガール』を鑑賞。ブラピ妻、ジェニファー・アニストンが、30歳を迎えてヘドの出そうな日常にうんざりしてしまう悲しい話。ポスターのライトなイメージとは違い、アメリカ中流家庭のリアルな日常生活が描かれています。アメリカ中流家庭のリアルな日常生活を生で観たことありますけど、あんな感じでしたね。アニストンのオバサン的なふてぶてしい歩き方が印象的です。複雑な感想が残る1本でした。

すっかりげんなりした足取りでGAGAで『21グラム』に挑む。ショーン・ペンが主演なので薄々気づいてはいたが、重い。そしてやたらに混んでいる試写室。。しかも外は雨。何か悪いことしたか私?人は死ぬ時に21グラムだけ、軽くなるだか重くなるだか、そんな話。時間軸の激しい交差が入るので、これが苦手な人はNGですなぁ。。共演はナオミ・ワッツ。ナオミ何?と、ベニチオ・デル・トロ。そりゃもう重厚で大変なドラマになってます。

疲れきって六本木を後にして、その後MTGを2本こなして、もう日付が回っちゃった。。でもMTG自体はとても意義深いものだったので救われたよう。。帰り道、車で送って頂きましてありがとうございました。感謝多謝!!

帰宅して録画してあった『白い巨塔』の最終回を見る。うーん、、、さらに疲れた。。見るんじゃなかった。。

2004年03月08日

泣いた。あまりの純粋さに胸がチクチク、チルソクの夏!

仲良し4人組ほぼ毎週月曜の朝に原稿の締切があるため、11:00ぐらいまで自宅で作業。午後イチの試写に間に合わせるべく、テキパキこなす。今日も盛りだくさんのラインナップだなぁ。。最終日の近い作品から選んでいくべきだが。

と思いつつ、誘惑に負け、都内某所で某映画の試写を観る。なんのこっちゃ分からんでしょうが、内諸だということになっていたので、ナイショ。まぁたまにこういう先取り試写みたいなのがあるということなのです。これからバシバシ試写が回る映画を、張り切って観てどうすんだ、って感じ。しかもあまり面白くなかった(笑)。

で、そのまま移動して松竹で『チルソクの夏』を観る。あれこれ悩んだ挙句、これが最終日だったのでギリギリセーフですわ。泣いたよ、泣いた。約30年ぐらい前の女子高生の青春モノで、携帯もメールもない時代、手紙で相手に想いを伝えるのですよ。監督は『半落ち』の佐々部清。僕は、この人に今年2回も泣かされたワケか。イルカの『なごり雪』を聴かされてね、泣かない奴はおらんだろう。とにかくいい映画でした。超オススメです。

とってもいい気分になったので、3本目を見送ってしまった。まだまだ仕事と割り切って観ていない所がある。

2004年02月16日

そこのキミー! フライト中に備品を盗むのは やめなさーい!

アテンション・プリーズ!先週は1本も試写を観なかったので、ちょっと頑張って観る。

先ずはヘラルドでアメリカ映画『Re:プレイ』を鑑賞。『アイデンティティー』の脚本家マイケル・クーニーによるサスペンスで、“記憶”を扱った複雑なストーリーでみせるタイプの映画。記憶と言えば、僕が絶賛している『ペイチェック 消された記憶』の公開も近い。主演のライアン・フィリップは、左前頭部にこぶのようなものがあるらしく、それが気になった。全く内容と関係ないけど。『Re:プレイ』には『死ぬまでにしたい10のこと』の、とってもキレイなサラ・ポーリーも出ていますので、ファンの方は要チェック。

移動中に吉野家を発見。普通に混んでましたね。カレー丼を食べに入る。思うんだけど、牛丼がなくても、生活のパターンに吉野家がある人は、店に入りますね。色々な条件が絡み合って、「吉野家がそこにあるから行く。」っていう行動パターンが存在すると思います。僕もその1人というわけで。

さて、お次は美学校で『テッセラクト』を鑑賞。原作は、イギリスの人気作家アレックス・ガーランドで、主演は『ベルベッド・ゴールドマイン』のジョナサン・リース・マイヤーズ。複数の登場人物たちの運命が複雑に絡み合う、展開が気になるタイプの映画。タイの子役の演技が素晴らしくて、ウソ臭い物語にリアルな緊張感を与えています。どうも腹を壊したらしく、あまり集中して観れなかった。なんとか凌いで、17:05。

さぁ、これからどうしよー!と思いつつ、銀座線銀座駅までいく。ちょっとヤバかったので、トイレを探して見つけてビックリ!なんだあのお粗末なトイレは!天下の銀座駅に全く相応しくないみすぼらしさ。

とりあえず六本木へ移動してGAGAへ。調子が戻ってきたので『ハッピー・フライト』を鑑賞。相変わらず混んでるなぁ、GAGAは。。映画はグヴィネス・パルトロウ扮する新米スチュワーデスの奮闘記。ドジでのろまな亀ではなくて、かなり優秀な才能を持っているコンプレックスに悩む女性である点が面白い。マイク・マイヤーズの外し気味のギャグが、個人的に大好きなんだけど、皆が唸るほどではないのか。典型的な物語だが、意外な設定と、カッコイイ航空系のシーン、パルトロウの美しさが、好感をもてる。『クリスティーナの好きなコト』のクリスティナ・アップルゲイトが、またしてもイイ感じでハジけてます。怒り顔のコメディエンヌなんて、最近じゃ珍しくないか。

という訳で1日終了。駅で「号外」とか言いながら、チラシ配っている人がいまして、もうそのまんま受け取ったりして、なんだか悔しい。これ確かに受け取るけど、真相が分かると、返って萎えるのではないだろうか。。

2004年02月03日

チャン・ドンゴンとアンディ・ラウが日本語を話す映画

虫歯かと思ってたのが実は歯肉炎で、それ以外の箇所に新たに虫歯発見さる、という完全に歯医者のペースに飲み込まれた午前中。

午後は仕事をチャチャッと片付けて2大映画の試写に備える。実は凄い楽しみにしていた映画で、わざとこの2作品のハシゴを計画したほどだ。

先ずはメディアボックスで『ロスト・メモリーズ』を観る。「もし、伊藤博文がハルビンで暗殺されていなかったら。」という大胆な仮説のもとに作られた2009年の近未来を舞台に、FBIならぬJBIとテロリストの激しい攻防戦から始まる作品だ。内容的に歴史的・民族的思想を扱っている映画である以上、娯楽作品として割り切るだけの観方は失礼にあたりそうだが、どうしてもチャン・ドンゴンの日本語セリフに興味が移る。いやぁ、相当訓練されたみたいですよ。セリフの意味をきちんと把握した上で、感情を込めて芝居を重ねる。最近は韓国映画にハマッているためか、無条件に楽しんで観てしまいがちだが、さすがに2時間16分は長かったかな。しかもクライマックスで映写トラブルで一旦、ストップ。こういうの興ざめなんだよなぁ、もう。もうちょっと分析して後日作品紹介をします。

さて、歩いてよみうりホールへ移動。『フルタイム・キラー』の舞台挨拶付き試写会だ。実はすでに1回観ているのだが、個人的に大好きな映画ということと、生アンディ目当てで行った。アンディ・ラウと反町隆史が登場すると、もうわれんばかりの歓声&拍手。一般の試写会でこんなに盛り上がった例を僕は他に知らない。アンディ・ラウはファンに対してとても優しく、オーラが強烈に出てましたね。いい人そうだ。映画はですね、殺し屋同士の闘いを描いたアクションで、アンディ・ラウが日本語を話して熱演してくれます。イントネーションが母国語のままということと、終始眩しいばかりの笑顔で話しているので笑いを誘ってしまうが、これがまぁ個人的にはツボな映画。かなり満足。

そういや、某誌O映画デスクとばったり。締切も近いのにこんなところで何やってんだ、ってな目線を感じたが、まぁよいではないか。生アンディだし。そうそう、僕は『スパイダーマン』や『シービスケット』は最高!っていう感性と、『シベリア超特急』や『片腕カンフー対空とぶギロチン』最高!っていう感性を持ち合わせてまして、本日の2本は僕にとって「後者」に属するタイプの映画であったことを付け加えておきます。非常に充実の一日でした。

2004年01月28日

ジャック・ブラックをよろしく

さて今日は観溜めの日。
前日のリベンジも兼ねて、3本立てに臨む。体調、スケジューリング共に万全だ。

先ずはメディアボックスで『みなさん、さようなら』を観る。第76回アカデミー賞2部門(オリジナル脚本賞/外国語映画賞)にノミネートされた一品である。主人公である自称“生まれたときから情けない男”大学教師のレミは、末期のガン。人はいかにして死を受け入れるか、そして残された時間をどう生きるかを描いたヒューマン・ドラマ。僕なんかは、言われてみれば時間は永遠にあるものだ、と勘違いして日々過ごしているようなところがあり、これは大いに感銘を受けましたね。ちょっと泣いてしまいました。。

そして、歩いてUIPへ移動。このぐらい運動した方がいい。30分前だというのにスゴイ混みよう。なんでだろう?自販機が今週だけタダだからだろうか?上映前に顔見知りの方たちと談笑。映画はですね、ジャック・ブラックの『スクール・オブ・ロック』。これは大当たり。ロックへの夢を捨てきれない男が、自分のバンドを首になった挙げくに、一大プロジェクトをしでかす話。『ハイ・フィデリティ』のオタク店員の、あのノリで主役を張ってますからね。ジャック・ブラックを好きな方にはたまらない映画です。

最後は、またしても徒歩で松竹へ。『ショコラーデ』というサスペンス映画だ。ヨーロッパ映画界の俊才ダニー・レヴィが手掛ける物語は、“ひと目会ったその日から、恋が始まる”要素も盛り込まれており、ヘビーな題材を見易くする工夫がされていた。

昼も食べずに観ていたので、ハシゴの後は死にそうになったが、今日はなかなか充実したラインナップであった。そうそう渡辺謙さん、やりましたねー!昨年の『ラスト サムライ』の完成披露で謙さんのマネージャーさんとお話しした時に、彼は感激しまくってましたが、こういう結果になって僕も我がごとのように嬉しいデス。

2004年01月27日

腹痛は映画ライターにとって致命的

腹痛で目覚める。なんて最悪な一日のスタートの仕方でしょうか。。

本来なら、朝から4本ほど試写のハシゴをしようかと思っていたのに、あえなく予定変更。あれよあれよという間に午後になり、かろうじて2本観ることができました。

先ずは松竹で『心の羽根』。これは“心の再生”をテーマにしたベルギー映画だ。なにも体調が優れない時に、いきなり重そうな内容の映画を観ることはないだろうにと、直前になって思ったが、これは泣ける映画ですねぇ。『死ぬまでにしたい10のこと』や『しあわせな孤独』なんて映画もなかなか良かったですが、再生そのものを直球で扱ったストレートな映画ですね。お涙頂戴的な強引さがなく、考えさせられるいい機会になりました。

お次は新橋に移動して『ドラッグストアガール』を鑑賞。田中麗奈主演で宮藤官九郎脚本のコメディで、場内は笑いが絶えませんでしたね。彼氏に浮気されて傷ついた女子大生が、ふらりとやって来た町でラクロスのコーチになって、彼女にゾッコンの中年オヤジたちと繰り広げるドタバタ劇だ。小ネタ満載で随所に笑いを散りばめて、確かに笑えます。三田佳子親子の『シベリア超特急4』で観た時以来の共演を、私は見逃しませんでした。今回は完全に別撮りですが。

まぁちょっと体調が優れなかったので、非常にいたたまれない一日でした。しかし、原因は不明。。

2004年01月18日

“ふくろうは見た”

キャキャキャ!こまこまと忙しかったので、自宅で一本だけ映画を観ることにした。現役最長老である新藤兼人監督最新作『ふくろう』をチョイス。

91歳という信じられない高齢で撮り上げた本作は、主演の大竹しのぶが、モスクワ国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞し、大きく話題を呼んだ。なるほど、凄まじいまでの迫力である。娘役の伊藤歩も、なかなか凄い。

不毛な土地、東北の山奥にある希望ヶ丘開拓村を舞台に、飢えに苦しむ母娘が案じた一計は、母娘売春宿の運営。ある目的を達成するために、訪れた客たちを仕事の後、次々に毒殺する様子を、ブラックな笑いの味付けでコミカルに活写していく。

全編母娘の小屋で撮影された密室劇で、奇妙な音を発して死んでいく男達の実験的な演出から、社会的弱者への眼差しや、戦争に関するちょっとした意見をしっかり盛り込み、一度観たら忘れない珍作喜劇に仕上がっている。

すべてを観ていたのはふくろう、ということでたくましい母娘の歪んだ正義に釘付けの2時間弱でした。

2004年01月16日

王道・傑作ホラー、怖いぜコレ!

午前中、雑用に明け暮れて試写を一本見送る。
午後イチで某紙の簡単なMTGを済ませ、事務所で年賀状の整理なんぞをしていると歯痛再来。思い返せば、2年ぐらい放置したままだ。歯医者に行くとキマって、“なんでこんなになるまで放っておいたの?”と聞かれるので、自分の怠慢を突かれるようでしばらく行かなかった。

さすがに痛いので、とりあえずキオスクで日本酒を飲む。まだ14:30だぜ。バカみたい。
保険証が見当たらないので、ヘラルドに行ってしまう。理由になってないが。

これが怖かったわ。『テキサス・チェーンソー』もう良く出来たホラーでね、怖いのなんの。とりあえず血祭りになる若造の順番を予想してみたけど、あっけなく外され、楽しいハズのバカンスが、チェーンソーのエンジン音で恐怖のズンドコにまっしぐら!カメラワークも秀逸で、ホラー大丈夫な人にはオススメですな。

その後、またしてもスペースFS汐留で試写を観る。『真珠の耳飾りの少女』という、画家ヨハネス・フェルメールが描いた絵の名前。このフェルメールという画家は、生涯に36点しか作品を残さなかったか、そんな感じのオランダ人天才画家。これをコリン・ファースが演じる。映画では、この『真珠の耳飾りの少女』が描かれるまでの、ほんの何日かを描いているのだが、これがいい映画でね。テーマを僕的にはまだ消化中なんだけど、染みましたね。

と、当り続きの試写行脚。それにしてもこの時期、新橋は冷える。

2004年01月15日

レジェンド・オブ FS汐留 番長の帰還

旧徳間ホールが、スペースFS汐留にリニューアルしたということで、遅ればせながら行ってみた。今日はあのメキシコの香りがぷんぷんする『レジェンド・オブ メキシコ デスペラード』の試写があった。本当は夜にデカイのが控えていたので、行くのをはばかっていたんだけど、原稿の都合で行くハメに。なんか接待の前に食事しちゃった気分です。気を引き締める。

配役が凄い。アントニオ・ヴァンデラス、サルマ・ハエック、ジョニー・デップ、ウィレム・デフォー、ミッキー・ローク!!どうよ、観たくなるでしょ?ばんばん人が死にまくりで、がんがん銃を撃ちまくり。ある意味『キル・ビル』なんかよりも残酷度が高いんですけど、これは超オススメかな。楽しかった。

ワーナーで『ゴシカ』をやってたのが気になったけど、見送って一仕事。喫茶店で電源を借りるという傍若無人な荒業を披露して映画の感想をまとめた。17:00。

そして、いよいよ指輪物語完結編!『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』をご高覧(自分で言ってみる。)

今、リンク張ってみて驚いたけど随分前から観ている人いるのね。。雑誌関係の方でしょうか。超大作系の直前試写ということで、1時間前から並ぶ。上映時間が3時間半近くあるので、移動も含めると5時間以上も、この壮大な物語に費やしたことになる。思わず原価計算をしそうになるではないか。

とにかく非の打ち所のない映画ですね。なんというか完璧すぎて言葉が見つからない。そして異常に長い。20:30から戦争が始まるので2時間近く、やってるわけ。ううむ、疲労した。。

終わった後、皆で軽く食事。こういう時間がイチバン楽しいもんなんですね。仕事だということを完全に忘れる一時でした。