©Unoh Co., Ltd. - DVD生活 - 映画生活 - 映画試写会クリップス - 大滝功

2004年01月28日

ジャック・ブラックをよろしく

さて今日は観溜めの日。
前日のリベンジも兼ねて、3本立てに臨む。体調、スケジューリング共に万全だ。

先ずはメディアボックスで『みなさん、さようなら』を観る。第76回アカデミー賞2部門(オリジナル脚本賞/外国語映画賞)にノミネートされた一品である。主人公である自称“生まれたときから情けない男”大学教師のレミは、末期のガン。人はいかにして死を受け入れるか、そして残された時間をどう生きるかを描いたヒューマン・ドラマ。僕なんかは、言われてみれば時間は永遠にあるものだ、と勘違いして日々過ごしているようなところがあり、これは大いに感銘を受けましたね。ちょっと泣いてしまいました。。

そして、歩いてUIPへ移動。このぐらい運動した方がいい。30分前だというのにスゴイ混みよう。なんでだろう?自販機が今週だけタダだからだろうか?上映前に顔見知りの方たちと談笑。映画はですね、ジャック・ブラックの『スクール・オブ・ロック』。これは大当たり。ロックへの夢を捨てきれない男が、自分のバンドを首になった挙げくに、一大プロジェクトをしでかす話。『ハイ・フィデリティ』のオタク店員の、あのノリで主役を張ってますからね。ジャック・ブラックを好きな方にはたまらない映画です。

最後は、またしても徒歩で松竹へ。『ショコラーデ』というサスペンス映画だ。ヨーロッパ映画界の俊才ダニー・レヴィが手掛ける物語は、“ひと目会ったその日から、恋が始まる”要素も盛り込まれており、ヘビーな題材を見易くする工夫がされていた。

昼も食べずに観ていたので、ハシゴの後は死にそうになったが、今日はなかなか充実したラインナップであった。そうそう渡辺謙さん、やりましたねー!昨年の『ラスト サムライ』の完成披露で謙さんのマネージャーさんとお話しした時に、彼は感激しまくってましたが、こういう結果になって僕も我がごとのように嬉しいデス。

2004年01月27日

腹痛は映画ライターにとって致命的

腹痛で目覚める。なんて最悪な一日のスタートの仕方でしょうか。。

本来なら、朝から4本ほど試写のハシゴをしようかと思っていたのに、あえなく予定変更。あれよあれよという間に午後になり、かろうじて2本観ることができました。

先ずは松竹で『心の羽根』。これは“心の再生”をテーマにしたベルギー映画だ。なにも体調が優れない時に、いきなり重そうな内容の映画を観ることはないだろうにと、直前になって思ったが、これは泣ける映画ですねぇ。『死ぬまでにしたい10のこと』や『しあわせな孤独』なんて映画もなかなか良かったですが、再生そのものを直球で扱ったストレートな映画ですね。お涙頂戴的な強引さがなく、考えさせられるいい機会になりました。

お次は新橋に移動して『ドラッグストアガール』を鑑賞。田中麗奈主演で宮藤官九郎脚本のコメディで、場内は笑いが絶えませんでしたね。彼氏に浮気されて傷ついた女子大生が、ふらりとやって来た町でラクロスのコーチになって、彼女にゾッコンの中年オヤジたちと繰り広げるドタバタ劇だ。小ネタ満載で随所に笑いを散りばめて、確かに笑えます。三田佳子親子の『シベリア超特急4』で観た時以来の共演を、私は見逃しませんでした。今回は完全に別撮りですが。

まぁちょっと体調が優れなかったので、非常にいたたまれない一日でした。しかし、原因は不明。。

2004年01月18日

“ふくろうは見た”

キャキャキャ!こまこまと忙しかったので、自宅で一本だけ映画を観ることにした。現役最長老である新藤兼人監督最新作『ふくろう』をチョイス。

91歳という信じられない高齢で撮り上げた本作は、主演の大竹しのぶが、モスクワ国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞し、大きく話題を呼んだ。なるほど、凄まじいまでの迫力である。娘役の伊藤歩も、なかなか凄い。

不毛な土地、東北の山奥にある希望ヶ丘開拓村を舞台に、飢えに苦しむ母娘が案じた一計は、母娘売春宿の運営。ある目的を達成するために、訪れた客たちを仕事の後、次々に毒殺する様子を、ブラックな笑いの味付けでコミカルに活写していく。

全編母娘の小屋で撮影された密室劇で、奇妙な音を発して死んでいく男達の実験的な演出から、社会的弱者への眼差しや、戦争に関するちょっとした意見をしっかり盛り込み、一度観たら忘れない珍作喜劇に仕上がっている。

すべてを観ていたのはふくろう、ということでたくましい母娘の歪んだ正義に釘付けの2時間弱でした。

2004年01月17日

2004年一発目!

とは言ってもいつもと変わらず。
ラインナップは以下の通り。

『油断大敵』
『ドッグヴィル』
『メイキング・オブ・ドッグヴィル〜告白』
『バレット モンク』
『レジェンド・オブ メキシコ デスペラード』
『グッバイ!レーニン』

我ながら、自己満足の作品群だなぁ(笑)
僕のオススメはこんな感じです。

ブロードバンドなのに、東京でしか上映しない映画を紹介する変な番組として、いろいろとご指摘を頂きますが、最近はDVDにあっと言う間になってしまうので、そういうことで。。

外はやたらに寒い。放送終了後はそのままMTGへ。ちょっといろいろやることがあって、何げに面倒な事が増えて困るなぁ。

2004年01月16日

王道・傑作ホラー、怖いぜコレ!

午前中、雑用に明け暮れて試写を一本見送る。
午後イチで某紙の簡単なMTGを済ませ、事務所で年賀状の整理なんぞをしていると歯痛再来。思い返せば、2年ぐらい放置したままだ。歯医者に行くとキマって、“なんでこんなになるまで放っておいたの?”と聞かれるので、自分の怠慢を突かれるようでしばらく行かなかった。

さすがに痛いので、とりあえずキオスクで日本酒を飲む。まだ14:30だぜ。バカみたい。
保険証が見当たらないので、ヘラルドに行ってしまう。理由になってないが。

これが怖かったわ。『テキサス・チェーンソー』もう良く出来たホラーでね、怖いのなんの。とりあえず血祭りになる若造の順番を予想してみたけど、あっけなく外され、楽しいハズのバカンスが、チェーンソーのエンジン音で恐怖のズンドコにまっしぐら!カメラワークも秀逸で、ホラー大丈夫な人にはオススメですな。

その後、またしてもスペースFS汐留で試写を観る。『真珠の耳飾りの少女』という、画家ヨハネス・フェルメールが描いた絵の名前。このフェルメールという画家は、生涯に36点しか作品を残さなかったか、そんな感じのオランダ人天才画家。これをコリン・ファースが演じる。映画では、この『真珠の耳飾りの少女』が描かれるまでの、ほんの何日かを描いているのだが、これがいい映画でね。テーマを僕的にはまだ消化中なんだけど、染みましたね。

と、当り続きの試写行脚。それにしてもこの時期、新橋は冷える。

骨、静脈、ホラー的な進化に寄せて

Mobile:ツーカー、骨伝導方式の「TS41」
スルガ銀行が静脈で本人確認 普通預金で活用へ

最近気になってまして。人体をフル活用した企画。個人的にかなりウケてます。

この骨伝導、鼓膜を使わないらしいが、どういうこと?
モデルの子の写真がコワイな。。
大声で話されたら、頬がピクつくのだろうか。

なるほど、手の平で静脈確認をするのね。
なんかATMの前で点滴している人間の行列を想像してしまいましたよ。

2004年01月15日

レジェンド・オブ FS汐留 番長の帰還

旧徳間ホールが、スペースFS汐留にリニューアルしたということで、遅ればせながら行ってみた。今日はあのメキシコの香りがぷんぷんする『レジェンド・オブ メキシコ デスペラード』の試写があった。本当は夜にデカイのが控えていたので、行くのをはばかっていたんだけど、原稿の都合で行くハメに。なんか接待の前に食事しちゃった気分です。気を引き締める。

配役が凄い。アントニオ・ヴァンデラス、サルマ・ハエック、ジョニー・デップ、ウィレム・デフォー、ミッキー・ローク!!どうよ、観たくなるでしょ?ばんばん人が死にまくりで、がんがん銃を撃ちまくり。ある意味『キル・ビル』なんかよりも残酷度が高いんですけど、これは超オススメかな。楽しかった。

ワーナーで『ゴシカ』をやってたのが気になったけど、見送って一仕事。喫茶店で電源を借りるという傍若無人な荒業を披露して映画の感想をまとめた。17:00。

そして、いよいよ指輪物語完結編!『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』をご高覧(自分で言ってみる。)

今、リンク張ってみて驚いたけど随分前から観ている人いるのね。。雑誌関係の方でしょうか。超大作系の直前試写ということで、1時間前から並ぶ。上映時間が3時間半近くあるので、移動も含めると5時間以上も、この壮大な物語に費やしたことになる。思わず原価計算をしそうになるではないか。

とにかく非の打ち所のない映画ですね。なんというか完璧すぎて言葉が見つからない。そして異常に長い。20:30から戦争が始まるので2時間近く、やってるわけ。ううむ、疲労した。。

終わった後、皆で軽く食事。こういう時間がイチバン楽しいもんなんですね。仕事だということを完全に忘れる一時でした。